国、企業、個人のデータを保護し、その価値を解き放つクラウドパートナーとのイニシアチブ
国家機密や金融、医療、製造など機密性の高い重要な情報システム・データの主権を保護するクラウド運用の重要性が認識されるようになりました。その一つの手法として「ソブリンクラウド」が世界でも注目を集めています。
「ソブリンクラウド」では、データ主権とデータレジデンシィの両方を兼ね備え、日本国内であれば、日本の法律、規制、権限のみが適用されるようになり、外国の司法権が及ばず、いわゆる「ソブリン=主権」が守られるというメリットがあります。
「ソブリンクラウド」は、あくまでもクラウド利用手法の一つであり、企業の目的に応じてパブリッククラウドとの使い分けが必要になります。将来を見据えた「クラウド・スマート戦略」を検討することで、最適なマルチクラウドを構築し、そのメリットを最大限に享受していくことが企業の成長にとっても重要になるでしょう。
「ソブリンクラウド」を含む、VMware Cross-Cloud Services は、すべてのクラウドを統合的に管理する SaaS ソリューション 統合ポートフォリオとして、個々のクラウドのサイロ化を解消、クラウド・スマート戦略に沿った最適なマルチクラウド環境を可能にします。
VMware は、2021年10月に VMware ソブリンクラウド イニシアチブを立ち上げました。