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2021-11-01

意外に悩ましいWorkspace ONEの運用問題を解消するには?

By 株式会社ウィザース

働き方改革業務効率化従業員のモバイルの管理IT運用コストと運用負荷軽減テレワークの推進セキュリティ強化マルチクラウドセキュリティデジタルワークスペース運用管理

クラウド活用やリモートワーク広がる中、MDMを含むさまざまな機能を1つのプラットフォームで提供する「VMware Workspace ONE®(以下、Workspace ONE)」が注目を集めています。しかし、Workspace ONEは運用フェーズに入ると「日常のちょっとした運用作業」が管理者の負担になることがあります。そうしたニーズに応えるサービスとしてウィザースの提供する「Workspace ONE運用支援サービス」が最適です。

リモートワークの普及で注目が高まるWorkspace ONE

リモートワークなどの柔軟な働き方に対応するためにクラウドベースのシステムを採用する動きが広がっています。リモートワークでは、PCや社給スマホのデバイス管理から、SaaSなどのアプリケーション管理、VPNによるリモートアクセス管理、セキュリティ、仮想デスクトップ環境まで多種多様なツールが必要とされるでしょう。

モバイルデバイス管理を中心にこれらの機能を1つのパッケージで提供するサービスとして利用が広がっているのが、Workspace ONEです。同サービスを利用することで、デバイスや場所を問わず、あらゆるアプリケーションをシンプルかつ安全に利用できるようになります。

しかし、注意点もあります。Workspace ONEは多岐にわたる機能を提供するため、サービスの価値を最大限に引き出すには知見やノウハウが必要になることです。

Workspace ONEはSaaSとして簡単に導入ができますが、オンプレミスの社内システムと連携するなど、より込み入ったシステム構成に関しては相応の構築の手間がかかります。また、運用が始まってからも、環境の変化に合わせてシステムをアップデートしたり、利用する機能の追加や設定の変更を行ったりしなくてはなりません。

Workspaceの運用が盲点になる理由とは?

製品やサービスを導入する際には構築に意識が集中しがちですが、むしろ重要なのは運用フェーズです。構築時にはSIerなどのパートナーと協力して適切な環境を構築できたとしても、パートナーの手を離れた運用フェーズでは、自社でさまざまなことに対応しなければならなくなります。これはWorkspace ONEも同様です。

Workspace ONEの運用が特に盲点になりやすいのは、同サービスでは何か特定の作業が定期的に必要になるというより、アドホックな作業が年数回という少ない頻度で発生したり、システム障害などのトラブル時のみ発生したりすることが多いためです。

そのため、作業が定型化しにくく、作業の手順を忘れてしまったり、手順書を作ったとしてもそれを探したりといった手間がかかったりします。それらが作業者の負担となり、運用を煩わしく感じてしまうのです。

そこで、ウィザースが提供しているのが「Workspace ONE運用支援サービス」です。ウィザースではこれまでもWorkspace ONEの導入コンサルティングや設計・構築などに強みを持つインテグレーターとして数多くの実績を重ねてきましたが、近年では、Workspace ONEの既存ユーザーから運用フェーズでの課題について相談を受けるケースが増えてきています。

具体的には「Workspace ONEの設定変更など運用が行えるメンバーがいない」「Workspace ONEでトラブルが発生した際の切り分け作業を手伝ってほしい」「定期的に打ち合わせをして、運用に関する相談にのってほしい」などです。

Workspace ONEは多種多様なサービスを1つのプラットフォームで提供できる半面、デバイス管理からアカウント管理、アクセス権限管理、ソフトウェアのバージョン管理など、利用の仕方によって環境が複雑化しやすく、運用フェーズでアドバイスを求めたいシーンが増えているのです。

Workspace ONEのちょっとした運用作業にも安心して対応

Workspace ONE運用支援サービスは、Workspace ONE運用に関するさまざまな課題をサポートするサービスとして、大きく以下の4つのメニューを提供しています。

1.サポートデスクによる運用作業の代行

Workspace ONEの設定を変更する「設定変更作業」、障害発生時に障害の再現試験やログ取得を行う「障害再現試験作業」、新しい機能を利用する場合に機能検証の計画と実施・報告を行う「機能検証作業」があります。

設定変更作業は、例えば社員の異動や退職に伴うアカウント変更作業、連携しているADやSaaSの設定変更や削除などが挙げられます。

障害再現試験作業は、例えばモバイルアプリ利用時にトラブルが発生した際に原因はどこにあるのかを、端末やネットワーク、社内システム環境などさまざまな箇所を調査して特定します。複雑化したシステム環境やログを横断的に調査し、障害の再現試験を行います。

機能検証作業は、例えばWorkspace ONEの新機能を利用する場合に何が問題になりやすいか、ほかのアプリケーションに影響を与えないか、本当に必要な機能かどうかなどを確認する際に行うものです。OSのアップデートに伴って、Workspace ONE側で不具合などが発生しないかなど、Workspace ONEと他のサービスとの連携で考慮しなければならない課題なども検証します。

2.課題管理表の作成・管理

運用作業が少ない頻度で発生したり、不定期に発生したりする場合、課題管理をどう行うかが課題となります。作業の手順書を作成していても、年数回の作業のために手順書の所在がわからなくなったりするようでは意味がありません。そこでウィザースが課題管理表の作成・管理を担うことで、適切なタイミングで適切な運用を実施できるようになります。

3.顧客の管理者向けの検証環境を提供

Workspace ONEの新機能を利用したり、新しいデバイスやSaaSを連携させたりする場合に、ウィザースの提供する検証環境を利用することで、環境構築の手間やコストを削減することができます。

4.運用サポート会議の実施

顧客と定期的に運用に関するミーティングを行い、運用環境を改善していく取り組みです。Workspace ONEが提供する機能だけでなく、iOS や Android、Windows PC、macOSなどのデバイス管理に関する課題や、SaaSやADとの連携など、ベンダーの垣根を越えてサービスを利用していく際に直面する課題の解消を支援します。

基本月額料金+チケット制で必要な時に必要な分だけ利用可能

Workspace ONE運用支援サービスの特徴は、こうしたメニューをチケット制で必要な時にだけ利用できることにあります。契約期間は3カ月からの短期契約ができ、利用するチケットを増やすことで規模の大きい複雑な運用サポートを受けられます。

例えば、ユーザーやグループ、アプリケーションの追加、変更、削除を行う「設定変更作業」は1チケット。また、Workspace ONE UEM/Access/Intelligenceの機能を対象に機能検証作業を伴わない「機能調査作業」は2チケット。障害の再現試験を行い、メーカーへのエスカレーションが必要と判断した場合にエスカレーションを行う「障害再現試験作業」は5チケットなどです。

このようにWorkspace ONE運用支援サービスは、日常のちょっとした運用作業を、情報システム担当者に代わってリモートから支援するサービスです。月額の基本料金+チケットという料金体系でリーズナブルに利用できるほか、定期的な打ち合わせによって、Workspace ONEに関する最新情報の入手も可能です。

テレワークや働き方改革といった社会の要請を受けて、システム環境のあり方が大きく変化する中で、意外と面倒になりがちなWorkspace ONEの運用に関する“かゆいところに手が届く、気の利いたサービス”といってもよいでしょう。

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Workspace ONE(UEM/vIDM) 設計・構築・運用支援サービスガイド

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